「勇午」感想文

会社のコトかいても今日のはツマランのでいつぞや書こうと言った「勇午」感想文。

対象:「パキスタン編」「ロシア編」「UK編」「マグダラのマリア編」
「インド編」「インドシナ編」「北朝鮮編」

まずは「パキスタン編」
読んだ人の中では評価が高いパキスタン編。
交渉を仕事とする人は確実にいるようで、もし、実在の彼らが国外へ行くに際し、
勇午と同じ準備をしたならすごい量の事前調査を怠らない、あと体力。

「ロシア編」
パキスタンから一変寒い国。
youのロシア人って「無骨・無口・強い・恐い・女性はキレイ」
イメージがあるんだけど、客室内で見知らない人間に酒を振舞ったり、
ワリと砕けたような描写があった、偏見だったのだろうか?
あとリューバさんはカワイソウすぎます。

「UK編」
今回の対象の中では1番面白くなかった、理解するには多少知識が必要、
ただ見るだけじゃあダメ、でもアシュフォード卿の潔さには好感が持てる。

マグダラのマリア編」
読後感が非常に後味悪い、ドン・アスカロンのせいだろうか?
ザルツマンはノエミの十字架からDNAを抽出し、キリストを造ろうとしたが、
別にマグダラの止まり木は必要なくないか?微妙に辻褄が合ってない気がする。

「インド編」
youのイチオシ!友情・別れ・悲しみ・怒り・ふれあい・・・いろいろな感情が
表現されてるし、勇午も表情豊かで、対象の中では群を抜いて面白い!
あえて苦言を言えば、オチがなぁ・・・聖者のコスプレはないだろ・・・

インドシナ編」
勇午の協力者、北村と高校生・周が勇午の代わりの話、「マグダラ〜編」以上に
辻褄が合わないとゆうか・・登場人物の行動(特にサブキャラ)が解せない、
逆にこの作品を勇午の視点で描かれたら面白いかも知れない。

北朝鮮編」
初の日本舞台?「勇午」の作品の中では頭脳戦、決して悪い作品ではないが
2時間ドラマ見てるみたいだった。